マンハッタン東南部のpier17のショッピングモールの中で、唯一ハンドポンプでビールをサーブするスタンドバーがあり、そこのバーマンは女性客とダベッていた。ハンドポンプが4つ並んでいたが、「エールで一番お勧めは?」と聞いたら、BlooklynのSummer Lightningを出してきた。US1Pint $5 確かにエールだが、そんなにバランスはよくなく、これでアメリカのエールのレベルが分かったような気がした。
エンパイアステートビルの1Fハートランドブリュワリーのバーへ行くと、「6種類お試しセット」が飲める。
(10 .95$)

1 Indian River Light(オレンジピールの味)
2 Cornhusker lager(軽いラガー、名前からして、コーンが入っているのかも)
3 Harvest Wheat Beer(ウィート、つまり小麦ビールなのに、オレンジを絞るという飲み方は初めて。味は??? ちょい若すぎて、評価のしようがない?)
4 India Pale Ale(やたらホッピー、苦すぎるくらい)
5 Red Rooster Ale(何が悪いんだろ? 発酵不足? とにかくバランスが悪くて味がどうのという問題ではない)
6  Farmer Jon's Oatmeal Stout(これがいちばんうまかったかも)
・・・というわけで、この6杯を飲む限り、アメリカのマイクロブリュワリーのレベルは日本とさほど変わりなく、本場ヨーロッパとはまだまだかけ離れているんだな。おもしろいのは、上記のURLから同ブリュワリーで各Beerの説明にいけるのだが、ビールのスペックをあらわす項目の中に、「他のビールで言うと・・・(Substitute For)」があること。たとえば上記2だったら、「Haineken,Bud,Amstel」とある。他国の文化を必死で真似してきたアメリカらしい発想だと思う。イギリスのマイクロブリュワリーでは、間違っても、他の銘柄と比べるなどということはしない。


   
■NYのビール事情■
・・・アットランダムに、写真とコメントで・・・
(決して整理するのが面倒になったわけでは・・・汗)


スーパーマーケットで売っているビール。ブルックリンってこんなに種類があるんだねー。12OZ(約340ml強)で2.50ドル(約300円)とか。高! NYだから? 下手するとバスペールエールあたりは日本のほうが安いかも。ギネス・マーフィーズ440ml缶が310円だったのは安かったが・・・。

いくつかイギリスのビールにも出会ったし、イギリスのスタイルのビールを飲むと、やっぱり僕はしっくりくるな。

おまけ情報。Astor Place近くの、大きなワインショップ。まるまる冷蔵庫4つ分が日本酒コーナーだった。

戻る Home