今回はこのパブでの人気ビールのランキングをします。
【ドラフト】
1位:Kronemburg…ラガー(フランス)
2位:Foster's…ラガー(オーストラリア)
3位:Sam Miguel…ラガー(フィリピン)
4位:Adnam's Bitter…ペールエール(イギリス)
5位:Guinness…スタウト(アイルランド)
6位:Adnam's Broadside…ペールエール(イギリス)
7位:Becks…ラガー(アメリカ)
8位:Strongbow…サイダー(イギリス)
【ボトル】
1位:Lech…?(ポーランド)
2位:Bulmers…サイダー(イギリス)
3位:Baltika…?(ロシア)
4位:Corona…ラガー(メキシコ)
◆Bitterを選ぶA氏:エールはとてもナチュラル、炭酸ガスがなく、防腐剤も使っていない生きているビールだから。冷たい飲み物が好きでないから。
◆冬は Bitter , 秋と春はGuinness, 夏は Sam Miguelを選ぶB氏:ビターを選んだのは A氏と同じで生きているビールだから。ギネスはアイルランドで製造するようになりクオリティーがもどってから飲むようになった。 Sam Miguelはどちらかと言うと飲みたくはないのだが、夏の喉が渇く時期には仕方なくこれを飲む。イギリスで作られている他のドラフトラガーは水が良質でなく、防腐剤を使っているので絶対に飲みたくない。
◆ボトルビールをこよなく愛すC氏:彼は 以前はロシア産のBaltika、現在は ポーランド産のLechのボトルビールを選ぶ。彼は絶対にドラフトビールを飲まない。彼曰く、ドラフトは使用している水の品質が最低、防腐剤を使っている、製造過程にも問題があり(プラスティックのフィルターを使っている点や衛生面)ドラフトビールを飲むと必ず体調が悪くなるそうだ。 Baltikaから Lechに換えたのは、ポーランドの水がロシアより良質だから。どちらのビールもドライで私も最近はよく飲む。
◆Bulmersを選ぶD嬢:氷を入れて飲む夏の飲み物、リンゴから作られるサイダーは味が好き。ラガーを飲むとお腹が張るので嫌い。
因に私は以前、 夏はSam Miguel、春秋冬にはGuinnessを飲んでいた。しかし1pint のGuinness が、パン4斤と同じカロリーの飲み物だと判ってから、不本意ながらワインに換えた。それでも勤務中にお客さんが飲み物を買ってくれる場合(チップみたいなもの)ワインは高価なので(175ml, ?3.20) 、Sam Miguel又はGuinness のHalf サイズ(?1.60)をお願いする。今日時点で私には9pintsのビールと6shotsのスピリッツがスタッフドリンクブックに残っている。外であまり飲まない私には、飲み物より現金チップのほうが歓迎なのだが、まあクリスマスも近い事だし、これらを友人にわけてあげようかと思っている。
1ヶ月前、パブのスーパーバイザーに昇進(?)した。今ではパブの準責任者で勤務中はその全責任を負わなければならない。スタッフの管理だけでなく、泥酔状態の客には販売拒否をしなければならないし、未成年者のID確認責任(未成年に酒を販売した場合は罰金が課せられる)、客同士のトラブルやクレーム処理などその責任範囲は数えたらきりがない。とにかく客は皆酔っぱらっている。飲みにくる場所なのでそれは仕方がないが、外国人の私にはなんともキツい仕事である。これからの時期、皆さんのアルコール量はどんどん増えていくだろうが、お客さんの安全を守るのも私の仕事。どうぞみなさん年始年末の飲み過ぎには注意して、いい子でいてください。お願いします。
Comment(Terry)
あいかわらず、ラガー優勢ということがよく分かりました。サイダーも人気みたいですね。