アキラ（仮名）。日本女性。もともと日本の企業に８年間勤務していたが、大学就学のため渡英。現在は２つめの大学で就学している。Ｔhe Red Lion(働いているＢｒｉｇｈｔｏｎのパブの仮称＝パブで一番多い名前にしました)では、元々レギュラーカスタマー（常連客）としてだったが、オーナーと友達になり、誘われて２００６年の初めから働き始めた。

まず作者へ５つの質問！
①パブで日本人が働くのは簡単？

＊正直言って働くのは大変です。まずかなりの英語力が必要とされます（私もまだまだですが）。オーダーを取る為だけでなく、お客さんとのチャットも大事なサービス
の一つなので。私の場合はオーナーや常連客に気に入られスカウトされ働く機会がもらえましたが、イギリスのパブに日本人のスタッフがいるのって、日本料理店にイギリス人が働いているのと同じぐらい変わった光景だと思いませんか？日本人の私がここで働けるのはある意味でラッキーだったと思います。オーナーがすごく良くしてくれるので！　私の働くパブはとても人気があり、夜は人であふれかえります。金曜日から日曜日の夜ともなると、３人のバースタッフ、2人のキッチンシェフ、及びマネージャーで馬車馬のように駆け回らなければなりません。大音響の中で、オーダーを正確に、迅速にこなさなければなりません。３分以内に１０ドリンクを同時に用意するぐらいのスピードが要求されます。

②置いてあるドラフトエールは？　
＊選別はオーナーが決めているので、ちょっと他とは変わっているかもしれません。Guiness,Guiness　Ｅｘｔｒａ Cold, Strongbow, Kronenbourg,Kronenbourg Cold Premier, Foster’s, Adnams The Bitter（Real Ale）, Adnams Broadside(Real Ale)
, Becks, San Miguel, John Smith’s Extra Smooth　など

③場所柄観光客も多いと思われますが、一般の都市のに比べて、観光客が多いということで何かパブの違いはありますか。

＊Brightonは観光地ですが、うちのパブは殆どがレギュラー（常連）ですね。でも週末やホリデー中はいろんな国からの人がやってきます。またブライトンは語学学校が多く、私が働き始めてからは、アジア系の客も増えたような気がします。

④パブの料理はどうですか。
＊とても美味しいですよ。私のお気に入りはなんと言っても Beef and Ale Stewで
す。Homemade stew cooked in real ale served with Mashed potatoes and vegetable of the day!　あと, Sunday Roastもボリュームがあって美味しいですよ。私は毎週日曜日働いているので、必ずローストをランチに頂きます。

⑤2年前くらいから、夜11時以降も、許可があれば閉店を延長できるようになっていますが、そのパブではどうですか？　
＊ここは申請が出来るようになってすぐ、深夜まで営業する許可を得ました。
金曜と土曜日は深夜一時まで、その他の日は１２時まで営業しています。すぐそばの他のパブは２時まで営業しています。ただ深夜まで営業するようになったことで犯罪が増えたとか、酒量が増えたとか言われていますけど、あまり悪影響があったとは個人的には思いません。

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